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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NAVI-5(ナビファイブ)とはいすゞ自動車が1983年に世界で最初に開発した乾式クラッチ式電子制御オートマチックトランスミッションを中心としたシステムのことである(変速機構のみではなく、オートクルーズ機能や、坂道発進補助装置(H.S.A)などの機構も含まれる。スロットル制御はドライブ・バイ・ワイヤとなっている。)。1984年に同社の乗用車である初代アスカに初めて搭載された(後に同社の2代目ジェミニや4代目エルフ、キュービックにも搭載される)。
なお、多くのサイトで「登場後2年あまりで消えた」という記述があるが、初代アスカの最終型…1989型にも搭載グレードがあるので、少なくとも5年以上は改良されつつ販売されていたというのが事実である。
| 目次 |
概要
トルクコンバータ方式に比べ変速がより直接的であり、動力伝達ロスの減少や燃費の改善などが期待されたが、当時の電子制御技術では微妙な変速タイムラグが生じたため整備と運転に多少のコツが必要だったこともあり、後の車種にまで継続されて採用されることは無かった。
しかし、いすゞはNAVI-5で養ったノウハウの研究を生かし、その後NAVi6にバージョンアップさせた。
現在では大出力トラック用としてメインに開発される、スムーサーE・F・Gへと継承され12速制御化まで進化を果たしている。
バス用では、キュービックにて採用され、一部事業者に集中的に納入された。当初は油圧駆動であったが、後にフィンガーシフトとほぼ同一構造のエア式となっている。
また、近年他社(特にヨーロッパで)においても同様の機構を持つ乾式クラッチ式のトランスミッションがスポーティな車種に見られるようになっている。
関連項目
- ドライブ・バイ・ワイヤ:スロットルの開度を物理的なケーブルではなく、電気信号(電線=ワイヤ)で制御するシステム。
- 坂道発進補助装置:H.S.A
- スムーサーE・F・G:NAVi5の発展型であるトラック用電子制御トランスミッション。
- (Eは小型トラックのエルフ(ELF)、Fは中型トラックのフォワード(FORWARD)、Gは大型トラックのギガ(GIGA)に搭載されている)
- セレスピード:アルファ・ロメオ社の乾式単板クラッチを油圧制御した乗用車用電子制御トランスミッション。
外部リンク
以下のサイトの解説が詳しい
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Text is available under GNU Free Documentation License.
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